訪問美容のサービス料金はいくら?オプション料金や出張料も確認!

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要介護者から年々需要が高まっている、訪問美容をご存じでしょうか? 訪問美容とは、介護施設や病院、高齢者住宅、障がい者施設などに美容師が出向き、カットなどを行うサービスです。

身体の調子が悪かったり、足腰が弱くなってきたりしても、自分のいる施設や医療機関、高齢者住宅内でプロ美容師に施術を依頼できるため、何歳でもオシャレを楽しみたい方から人気となっています。

多くの場合、自宅への訪問も可能なため、在宅介護をしている家庭や、産前産後で美容院へ行けない人、時間を節約したい人からも人気の訪問美容。車内を美容室に改造した、訪問移動美容車も見かけるようになりました。

便利なサービスですが、利用するにあたり、いくらくらいの料金が必要になるのでしょうか? 安心してお願いするためにも、事前にメニューごとの金額をチェックしておきましょう。

訪問美容にはどんなメニューがあるの?

Hōmon biyō menyū

ひと昔の訪問美容と言えば、カットやシャンプーメニューのみと言うのが一般的でした。

しかし年々そのメニューは増え、現在はパーマやカラー、トリートメント、ハンドやヘッドのマッサージ、男性理容にも対応しているお店が増えています。 縮毛矯正のような、特殊なメニューを扱う店舗は限られますが、対応可能なお店もあります。

普段美容院で受けている一般的なメニューであれは、ほとんどがオーダー可能です。

  • 「美容院へ通えなくても、きれいな自分でいたい」
  • 「家族の美容院へ行けないストレスを、解消してあげたい」

それなら、訪問美容を利用してみましょう。

メニューごとの金額をチェック!

Hōmon biyō menyū

施設や自宅にいながらにして、美容メニューをお願いできる訪問美容。 便利なサービスですが、やはり金額が気になりますよね。

美容師ふせ

「訪問美容の平均料金はいくらくらい?」 メニューごとの金額をまとめてみました。
メニュー 価格
カット 4,000~8,000円
シャンプー 1,000~2,000円
トリートメント 500~1,000円
カラー 5,000~10,000円
パーマ 5,000~10000円
顔そり 500~1500円
ハンド・ヘッドマッサージ 1,000~3,000円

料金は、施設向けにチェーン展開している大手企業で比較的は手ごろ、個人開業している美容師さんにお願いするケースは少し高めになる傾向があります。

チェーン展開の訪問美容サービスはメニューの融通が利きにくく、個人店ではお願いする内容を自由に相談できる、という違いもあります。

カミソリによる顔そり、髭剃りは理容店のみのメニューです。 訪問美容の場合は、電気シェーバーの対応になるため、カミソリでの施術を希望する場合は、訪問理容サービスを探してみましょう。

いずれの場合も、街の美容院、理容室より相場が高めですが、その分 「店舗で待たされる心配がない」 「希望の日時に予約が取りやすい」 「自分で電車や車に乗っていく必要がない」 といったメリットもあります。この点を考えると、訪問美容の相場は適正と言えますね。

お店によってはこんなオプションも

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訪問美容サービスを行っているお店や美容師さんの中には、様々なオプションが用意されています。

上手に活用すれば、髪の毛以外をキレイにしたり、リラックスしたりできるので、おすすめです。 どのようなオプションメニューがあるのか、たしかめてみましょう。

ネイルサービス

訪問サービスの需要が高まる中、美容と同じくらい人気があるのがネイルサービスです。

爪先は、つねに目に入る部分。 ここがきれいに整えられていると、普段の何気ない作業も楽しくなります。

特に、高齢者の方はネイル経験が少ない方が多く、年齢を重ねてからのオシャレを楽しんでいます。

ネイルは初体験……という方も、髪と一緒に、手先足先を美しく彩ってみませんか?

エステサービス

ハンドマッサージやヘッドマッサージを行ってくれる訪問美容サービス。 それだけでなく、中には本格的なエステサービスを受けられるお店もあります。

美容院と同じく、身体を動かしにくくなってくると、エステへは足が遠のいてしまいがち。 その一方で、寝ている時間や座っている時間が長いからこそ、心地よいマッサージを受けたい場合もあるでしょう。

そんな時には、エステサービスのある訪問美容が◎ ネイル専門、エステ専門のサービスもありますので、それぞれ別のプロへお願いしても良いですね。

ヘアメイクサービス

カットをした後そのままお出かけしたり、カットの予定はないけれど特別な日だからヘアメイクして写真を撮りたかったり。 そんな時には、ヘアメイクサービスを利用してみましょう。

ヘアメイクは、ほとんどの美容師さんが得意としている分野。メニューにはなくても、対応してもらえる場合が多いですよ。 訪問美容やヘアメイクをお願いするなら是非、きれいになった自分を写真に収めてみてくださいね。

着付けサービス

訪問美容サービスと一緒に、着付けサービスを行っているお店もあります。

せっかくカットやカラーをするのだから、着物を着て外出も楽しみたい、そんな方におすすめのサービスになっています。

着付けだけでもOKというお店もありますので、「自分では着られないから」「着付けてくれる人がいないから」と諦めている方は、訪問サービスを検討してみましょう。

場合によっては別途料金が必要な場合も

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訪問美容サービスは、メニュー料金以外に、別途料金が必要になるケースがあります。

後からトラブルにならないためにも、どのような場合に、いくらくらいの料金が発生するのか、チェックしておきましょう。

出張費

自宅へ出張してもらう場合、お店によっては定められた出張費が必要になります。 メニュー料金に出張費が含まれている場合と、そうでない場合があるため、事前に確認しておくと安心です。 出張費は近場の場合、1,500~2,000円程度が一般的です。

月に1度白髪染めをお願いするなど、依頼する頻度が多い場合は、出張費が安い、もしくは込みのお店を選ぶとお得です。

定期的に訪問する場合は、出張費を値下げしてもらえるケースもあるため、予定がある場合は先に相談してみましょう。

駐車料金

個人宅など、出張先に駐車場がない場合、作業時間に駐車料金がかかる場合があります。

はじめて訪問美容を利用する場合は、近場で安い駐車場を連絡しておくと、費用を抑えられます。

こちらも、出張費と同じく、料金に含まれているケースがあるため、見積もりの時点で必要かどうかをたしかめておきましょう。

寝たままで施術を受けたい場合

寝たままでシャンプーやカットをお願いしたい場合、その分必要な道具や技術が求められるため、別料金となる場合があります。

相場は、プラス1,500円程度。対応していないお店もあるため、問い合わせの上依頼しましょう。

『誘導費』 介護施設の自室から訪問介護サービスを行っている場所まで。 自宅の寝室から、お水を使える手洗い場までなど、移動のサポートが必要な場合、誘導費がかかるケースがあります。

相場は500円程度が、一般的です。 カット希望の人が体格の良い男性の場合などは、男性美容師を選択すると、スムーズに作業を進められます。

まとめ

訪問美容は、多くの人にとって、長く付き合っていくサービスになると思います。 そのため、金額だけではなく、美容師の技術や経験、相性、必要なメニューの有無、近所に店舗があり気軽にお願いできるなど、様々な面から最適なお店を見つけたいですね。

最初は、いくつかのお店へ依頼して、比較検討してみるのがおすすめ。 自分に合った店舗、美容師さんと一緒に、自分らしさを追求できる環境を、整えてみましょう。